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三河弁 | 標準語 | 使 い 方 ・ 意味 |
あーへん | 無い | ここにあった鉛筆があーへん⇒ここにあった鉛筆が無い(無くなった) |
あーむく・あーむいて | 仰向けになること | あーむいて寝る⇒仰向けに寝る |
あかん・あかんな | だめ・だめだな | うまくやれない事 他に、あかんで・あかんわ・なども使う |
あけたる・あけたるわ | あける | 蓋をあけたる(わ)⇒蓋をあける |
あっこ | あそこ | 近くの物・場所 |
あらすか | ない・ほとんどない | そんな事あらすか⇒そんな事はない |
あんなあ | あのねえ | 言葉のはじめに使う |
おまん | おまえ | 最近は余り使われていない |
いくでな | 行くよ・帰るよ | 買い物に行くでな⇒買い物に行ってくる 遊んで帰る時は、まあーいくでな とも言う。 待ち合わせ等で、相手が来ない時にも使う(先に行くでな⇒先に行くよ) |
いごく | 動く | 車がいごく⇒車が動く |
いこまい | 行きましょう | 「まい」は打ち消しの推量、意思を表し、「行くまい(行かない)」と使われるのが標準語では普通です。しかし、三河弁では動詞の未然形について「〜しよう」という誘導表現で使われます。他にも「やろまい(やりましょう)」「食べまい(食べましょう)」など応用は豊富 |
いざらかす・いざる | 動かす | ものの底の部分をあまり上げないで移動させることの意。 座ったまま移動することは「いざる」という。 |
いじくる | さわる | ・パソコンをいじくる⇒パソコンをさわる ・オモチャをいじくってる⇒オモチャで遊んでる |
いじゃ | 行く・行こう | ・買い物にいじゃ⇒買い物に行く(行こう) ・はよーいじゃ⇒早く行こう(早く行くではない) |
石な | 石・砂利 | ・石な⇒砂利 ・小さい石な⇒小さい石 ・大きい石な⇒大きい石 |
いっしょくた | まぜる・まとめる | 分別してない状態・一つの箱の中にまとめる(入れる) |
いっとる | 言ってる | ○○さんが、この薬が良く効くといっとるよ⇒良く効くと言ってるよ |
いみぞ | 溝 | 側溝の意味 |
えがむ・えがんで | ゆがむ・傾く | 額縁がえがんでる⇒額縁が傾いてる |
えばる・えばってる | 威張る | あの人はいつもえばってる⇒いつも偉そうにする |
えらい | 辛い、苦しい | 一般的には「えらい=偉い」ですが、三河では「体がえらい⇒体が疲れた」と使う |
おいでん | 来なさい | 人を呼ぶ時に使う。「こちらにおいでん⇒こちらに来て(来なさい)」 豊田市では、「豊田おいでん祭り」が有名です。 |
おいでる・おいでるかん | 居ますか | ○○さんおいでる(おいでるかん)⇒○○さん居ますか |
おうじょうこく | 往生する・大変 | おうじょうこく・おうじょうこいた=往生する・往生した・大変だった・苦労した |
おくれん(くれん)・おくれる | ちょうだい・くれる | ご飯をおくれん(くれん)(おくれる)⇒ご飯をください(くれる) |
おそがい | 恐ろしい・怖い | お化け屋敷はおそがい⇒お化け屋敷は怖い(恐ろしい) |
おねうち | お買い得 | 今日の白菜はおねうちだよ⇒今日の白菜はお買い得だよ |
かう・かっと | かける | ・カギをかう⇒カギをかける ・鍵かっといて⇒鍵をかけておいて下さい |
かっちん玉 | ビー玉 | かっちん玉で遊ぶ⇒ビー玉で遊ぶ |
かいいこ | 買いに行く | お弁当をかいいこ⇒お弁当を買いに行く(行きましょう) |
がれ | 家 | ○○さんがれ⇒○○さんの家 「がれ」は誰々の家とか家庭などを表す。三河弁に残る古語の1つです。 |
きいない | 黄色 | きいない色とも言う |
きわ | 近く | タバコ屋のきわ⇒タバコ屋の近く ごく短い距離を「きわ」と言う。すぐ近く、すぐ横 |
きんのう | 昨日 | んが余分に入る |
きんにょ(きにょう) | 昨日 | にょ、にょうとなまる |
くすげる | 突き刺す | 煮物などの状態を見る時、はしをくすげる⇒はしを刺す |
ぐろ | 端っこ・隅っこ | ・車が来たで、ぐろ寄りなさい⇒端っこに寄りなさい ・部屋のぐろ⇒部屋の隅 |
けなるい | うらやましい | あまり使われなくなった。死語になりつつある。 |
こーへん | 来ない | ・○○さんがこーへん⇒○○さんが来ない ・こーへんなー⇒来ないなー |
こっすい | 卑怯? | 物が公平に分けられていない時に使う。 |
ござる | 居る | 漢字で書くと「御座る」。軽い尊敬の念を含んだ言葉。 |
ざいしょ | 実家 | ざいしょ⇒実家 |
さげる | 持つ | 用例「ちょっとそこの袋さげて来てちょうだい(ちょとそこの袋を持ってきて下さい)」 |
さぶい・さびい | 寒い・特に寒い | より寒い場合は「さびい」を使うこともある。 |
じゃん | ね・だ・です | このバックいいじゃん⇒このバックいいね 他にも「うまいじゃん(美味しい)」「あかんじゃん(駄目だ)」など形容詞について使われることが多い。3大三河弁の一つ |
じゅるじゅる・じゅるい | ぐちょぐちょ | 最近ではあまり使われなくなった。死語になりつつある。 |
すいとる | すいている | 電車がすいとる⇒電車で客が少ない状態(すいている) |
たあけ | ばか | 関東の「ばか」、関西の「あほ」に相当する。 ちなみにこの地方では「馬鹿」も「あほ」も普通に使われる。 |
だがや | だ・です | 一番だがや⇒一番です(一番だ)、どべだがや⇒最後です(最後だ) |
だだくさ | 無駄遣い | 絵の具をだだくさに使って⇒絵の具を無駄(沢山)使って 「必要以上に使うこと」 |
だもんで | だから | だもんで⇒だから |
だら(だらー) | でしょう | ・この本だら⇒この本でしょう ・この本は○○さんのだら⇒この本は○○さんのでしょう 同意を求める場合に良く使われ、単に「だら(でしょう)」ということもある。3大三河弁の一つ |
ちゃっと(ちゃっちゃと) | 早く | 「ちゃっと宿題やっちゃいなん(早く宿題してしまいなさい)」 他にも「さっさと」「すぐに」という意味で使われる。 |
ちょうらかす | 人をからかう | 例)子供(赤ちゃん)をちょうらかす ⇒ 子供の機嫌をとる |
ちょびっと | 少し(少ない) | 他にも「ちいと」「ちょこっと」はすべて「少し」「ちょっと」の意味を持つ三河弁です。 |
ちんちん | 非常に熱い | お風呂がちんちんだ(お風呂がめちゃくちゃ熱い) |
つれ | 友人 | 男性が使う言葉で、同性の「友達」しかも「親友」という意味で使われる。女友達の場合は「彼女」といい「つれ」は使わない。しかし、一般的に「つれ」は恋人や愛人などを指すことが多いので、東京で男友達を「つれ」といって紹介すると思わぬ誤解を受けることになる。 最近では女性も「つれ」を友人という意味で使う。 |
つんどる | 混む(混んでいる) | 道路の渋滞や超満員電車、また日程が詰まっていたりする状態。 |
でんでんむし | かたつむり | でんでんむし⇒かたつむり |
ど・・・ | 強調語 | ものごとを強調する場合に接頭語として「ど」をつける。大阪では「どけち」「ど根性」など名詞につくのに対し、三河弁では「ど暑い」「どでかい」など形容詞につくことが多い。 |
どべ | びり | 最下位を表す。最後。 |
なでくる | ぬりつける | 最近ではあまり使われなくなった。死語になりつつある。 |
はよ・はよー | 早く | ・買い物にはよ行くよ⇒買い物に早く行くよ ・はよー買い物に行くよ⇒早く買い物に行くよ |
ひずるしい | まぶしい | 太陽がひずるい⇒太陽がまぶしい |
ひとなる(しとなる) | 育つ | 子供がひとなる⇒子供が育つ(大きくなる) |
ぺっしゃんこ | つぶれる | つぶれて薄くなること |
へぼい | 弱い | トランプ遊びがへぼい⇒トランプ遊びが弱い 「へぼ将棋」などでは「へぼ」を下手を表す言葉として使うが、三河弁では「へぼい」はもっぱら「弱い」という意味で使われる。 |
放課 | 休憩 | 東海地方でよく使われる言葉。多くの人は標準語だと思っている。 一般には放課後(授業後)というふうに使われるが、この地方では授業と授業の間の休憩時間を「放課」という。 |
ぼう・ぼってく | 追う・追いかける | 犬をぼう(犬をぼってく)⇒犬(人)を追いかける |
ほじる・ほじくる・ほじって | 掘る | 穴をほじる⇒穴を掘る 特殊例:耳をほじって⇒耳かきして |
ほかる・ほーかる・ほかって・ほーかって | 捨てる・投げて | ものを投げ捨てたり、状態をそのままにしておくこと。関西方言の「放(ほか)す」に近い。 |
ほっか・ほっかー | そうか・なんだー | ほっか・ほっかー⇒そうか・なんだー |
ほだ・ほだほだ | そうだ | 三河弁には「そ」が「ほ」に変化した言葉が多くこれもその1つ。他にも「ほいで(それで)」「ほいじゃあ(それなら)」と使われる。 |
ほだら・ほだらー | そうでしょう | ほだら・ほだらー⇒そうでしょう |
まーはい・もーはい まーはえ・もーはえ |
もう | まーはえ来たの⇒もう来たの |
まっと | もっと | 金魚がまっと欲しい⇒金魚がもっと欲しい |
まっといて | 待ってて | ○○さんここでまっといて⇒○○さんここで待ってて |
まる・まっといで | する・しておいで | 小便(大便)をまる⇒小便(大便)をする 「小便(シッコ)をまっといで」限定言葉 |
みえる | いらっしゃいますか | 「何をしてみえますか(何をしていらっしゃいますか)」「眠ってみえます(眠っていらっしゃいます)」「電話で○○さんみえますか(○○さん居ますか)」など動詞について敬語的に使われることが多い。 |
みりん | なさい | 自転車に乗ってみりん⇒自転車に乗ってみなさい |
めっそ・めっそう | 目分量・だいたいで | しっかりと計らずに、めっそうで入れる⇒だいたいで入れる |
もだこと | 遊び道具 | 子供のもだこと⇒子供のオモチャ |
よど | よだれ | 口から出るよだれ |
よんどくれん | 誘ってください | 三河弁では「呼ぶ」を「誘う」という意味でも用いる。「よんどくれんかった(誘ってくれなかった)」 |
ようけ | 沢山 | ものがあり余るほど、必要以上に沢山あること。 |
らんごく | 乱雑 | 部屋中とり散らかして座る場所もないような状態。より強調する時には「らんごかない」ともいう。 |
りん | なさい | テレビをみりん⇒テレビを見なさい(見よう) 他にも「やりん(やりなよ)」「たべりん(食べな)」など軽い命令形として使われる。3大三河弁の一つ |
やーへん | やらない・しない | ゲームはやーへん⇒ゲームはやらない(しない) ↓ゲームは・ゲームを で別の意味になる。 |
やーへん | やろう・やろうよ | ゲームをやーへん⇒ゲームをやろう(やろうよ) ↑ゲームは・ゲームを で別の意味になる。 |
やっとかめ | 久しぶり | 三河に限らず愛知の方言の代表格で高齢者の間でよく使われる。 |
やらっせ | やってみなさい | 早くやらっせ⇒早くやってみなさい(早くやりなさい) |
やろまい | やろう・やりましょう | ゲームをやろまい⇒ゲームをやろう(やりましょう) |
わけない・わきゃない | 簡単 | この問題はわけない⇒この問題は簡単 |